ビタミン剤の消費期限と保存方法
市販されているビタミン剤にも、消費期限は存在します。
一般的に未開封の状態から3年ほど持つものが多いのですが、実際に市場に出回ってから我々の手元に届くまでにそれなりの時間が掛かるため、未開封の物の保管は1年から1年半を目安に考えたほうが良いでしょう。
ちなみにビタミン剤の消費期限は個々の商品によって差はありますが、どれも空気に触れることによって少しずつ変色し、効力を失ってしまいます。特にビタミンCなどの抗酸化物質は酸素に触れると酸化し、抗酸化機能が弱まってしまう為、開封後は冷暗所(常温以下で日光の当たらないところ)で保管をし、できれば3ヶ月以内に飲みきるようにするのがオススメです。
もし、消費期限の過ぎてしまったビタミン剤を飲んだとしても、体に害をなすことは殆どありませんが、安全性が保障されないため服用しないほうが無難です。
特に変色しているビタミン剤は効力が殆ど期待されない上、酸化以外にもカビなどが原因で変色している可能性があるため決して飲まないように注意をしてください。
もし、お手持ちのビタミン剤に不安がある場合は、自己判断で飲まずにメーカーへ相談し、安全性を確認してから服用しましょう。期限の分からない薬は使用せず、処方しなおしてもらった方が賢明でしょう。