ゆで卵の消費期限と保存方法

卵は生の状態で購入するのが普通なので、いつまで食べることができるか、消費期限について意識をします。
しかし、ゆで卵だと調理してすぐ食べることが多いので、どれくらい日持ちするのか、考える機会がほとんどありません。

卵(ゆでる前）は冷蔵保存でおよそ２週間は生で食べることができます。
ゆで卵は冬場、日光の当たらない風通しの良いところであれば、常温保存も可能と言われてますが、やはり冷蔵庫で保存するのがベスト。しかしの場合でも3日以内に食べきることが大切です。

殻を取るとさらに消費期限が短くなり、その日の内に使い切るのが安全です。
もちろん殻を剥かなくても、ひびが入れば同様に消費期限が短くなるので注意が必要です。

卵が生の時はリゾチームという酵素の働きで、菌をうまく分解し増殖を防いでくれますが、茹でることによりそれらの酵素が死滅するので日持ちしません。

少しでも長く保存するには、味付け卵にするのが一番良い方法です。
冷凍するという方法もありますが、しろ身がスカスカになり風味が落ちるので、あまりおすすめできません。
味付け方法はいろいろありますが、濃縮タイプのめんつゆや、ポン酢・砂糖・だし汁で作った調味液に浸すのが一般的です。

もちろん醤油に浸すだけでもOKです。
浸す時は卵全体がしっかり液にはいっていることがポイントです。なので、作る際はジップ付きタイプの袋が重宝します。