ビールの消費期限と保存方法
冷蔵庫の中を整理していたら、賞味期限を過ぎた食品が見付かった…このような場合、大抵の人は、その食品を捨ててしまうのではないでしょうか。
実は、この期限を過ぎた食品を食べても、取り立てて、害はないのです。ちなみに、賞味期限とは、主に、加工食品に多く使用される言葉で、美味しく食べることのできる期限を示します。一方、これに似た言葉で、消費期限があります。
こちらは、主に、腐敗や劣化の進みやすい食品に多く使用される言葉で、食べても身体に害がない期限を示します。つまり、消費期限を過ぎた食品については、食べることを避けた方が無難ということになります。
ところで、ビール好きで、よく購入する人の中には、缶ビールの底に印字されている賞味期限を見掛けることがあると思います。大量に買い込んで保管していたところ、いつの間にか、期限が過ぎてしまっていたことに気付き、悔しい思いをしたなどと言う人もいるでしょう。
ただ、そもそも、醸造酒であるビールに、期限などないという見方もあります。実際、適切な保存方法の下で、熟成が進んだビールの方が旨いと感じる人もいるでしょう。
要するに、賞味期限を過ぎたビールについても、(消費期限内であれば)別に、飲んでも害はないのです。