消費期限を過ぎたものは捨てるべきか

消費期限とは、そもそも品質の劣化に伴う安全性がいつまでかというもの。その期限が過ぎたら食べないことが基本であり、処分することが望ましいのです。

なかには賞味期限と同等の意味と思っている方もいますが、開封せずに保存した場合においしく食べることができる期限である賞味期限とは異なります。もちろん期限内に食べることが望ましいのは同じです。

生鮮や乾物など食品によって消費期限の設定は全く違い、比較的期限の長い乾物やレトルトなどは買い置きすることがあるため、期限が分かりやすい保管方法をとることが必要です。

また生鮮食品では、冷凍庫の活用や長持ちする方法などを参考にすることも有効です。すぐに変色してしまう野菜の保存などでも冷凍庫や、冷蔵保存のコツを知ることで1週間から１ヶ月ほど長持ちする食品もあります。

消費期限の表示がない野菜の保存がいちばん難しいかもしれませんが、密封容器やビニール袋などを活用して、折角買った食品を無駄にしないように美味しく食べることを心掛けましょう。せめて一週間に一度は冷蔵庫や保管庫を整理整頓することが望ましいのですが、それが無理であればいつも期限の早いものを目に付く場所に置くようにすると使いやすくなります。