弁当の消費期限と保存方法
コンビニエンスストアやスーパーなどでお弁当を買うと、消費期限の日付、最近は時間まで書いてあることがあります。
この消費期限を過ぎても食べられるのでしょうか。消費期限とは安心して食べられる期限で、痛みやすい食べ物についているものです。
見た目には何の変化もなくても、この期限を過ぎた後で食べるのは避けたほうがよいでしょう。余裕を持った時間が記されていますので、この時間をちょっと過ぎただけでおなかを壊すということは考えにくいのですが、気を付けなければならないことはそれよりも保存方法です。
いくら消費期限内と言っても、高温多湿な場所に長時間置いておくのは良くありません。買ってすぐに食べないのならば、日の当たらない涼しい場所、夏場ならばできれば冷蔵庫に入れておいて、食べる前に温めるなりする方がよいでしょう。
しかしながらお店では消費期限切れのお弁当は全て廃棄してしまうのでしょうか。もったいないような気がしますが食品衛生上の問題でそうしているところも多いようです。家畜の飼料にする場合もあります。最近では会社ぐるみで自社の廃棄食品を肥料に加工した上で再利用し、その肥料を使って作られた作物を自社の弁当に使用するなどの取り組みも行われているようです。