卵の消費期限と保存方法

卵の消費期限と保存方法

卵の消費期限と保存方法

 

卵の消費期限及び品質保持期限は平成11年11月1日から義務化されています。

 

 

これはサルモネラ菌による食中毒が増加してきたことが理由で、その期限としてはこの菌の増殖が起こらない期間を基準としています。

 

 

卵の消費期限は、時期によって異なります。

 

 

具体的には、

夏場(7月〜9月)は採卵後16日以内、
春秋(4月〜6月 10月〜11月)は23日以内、
冬期(12月〜3月)は57日以内

とされています。

 

 

実際にスーパーなどで市販されているものは、より新鮮なものを提供するためにこれより短い日数が消費期限として設定され、商品に表示されているようです。

 

 

保存方法としては、常温での保存を勧められることもありますが、やはり冷蔵庫での保存が一番安全です。とがった部分を下にして保存します。生で食べる場合は表示された期限内に食べるように気を付けましょう。

 

 

消費期限は生で食べても大丈夫という期限なので、それを過ぎてもすぐに食べられなくなるわけではありません。ただ期限を過ぎたものはできるだけ早く加熱調理をして食べましょう。

 

 

また期限内であっても割れていたり、殻にヒビが入っているものはそこから菌が入りやすいので、十分加熱調理することが必要です。卵は割らなければ日持ちしますが、一旦割ると日持ちしません。

 

 

調理したものも日持ちしません。その日か次の日には食べてしまうことが肝心です。