冷凍肉の消費期限と保存方法
食肉の冷凍保存について説明します。
皆さんが購入する食肉は、発泡スチロールの白い食品トレイにブロックやスライス、また、挽いた状態にて販売されているでしょう。
牛や豚や鶏が一般的な精肉として販売されているのですが、それらの動物は食用として殺されるとすぐに血液が抜き取られ、厳正な温度管理のもと腐敗防止の管理が行われ、販売用にスライスやブロックとして製品化されます。
鶏の場合、とさつ後24時間以内にイノシン酸の分泌が活発となり、24時間の経過と共に分泌量が減少します。
これにより旨みが損なわれるため、24時間以内の消費がもっともよく、しかしながら外国から輸入されてくるものはすべて冷凍されて送られており、新鮮な若鶏に比べて味の点で落ちることは確かです。
鶏の消費期限は1日から2日であることが多いです。
牛の赤身は酸素に触れることで色が悪くなり、次第に腐敗臭がしてきます。
お店で販売されているものは腐敗を防ぐために徹底した温度管理が行われ、消費期限の表示も義務となっていますが、要冷蔵状態で2日程度で、冷凍保存であれば消費期限が2週間から3週間となります。
ただし、解凍時に品質が損なわれることがありますので、使用する分のみを購入し使い切ることが良いでしょう。