牛肉の消費期限と保存方法
牛肉をスーパーで購入すると消費期限が表示してあります。
消費期限は賞味期限ではなく、万が一それを過ぎた場合安全に食べることが出来ない可能性があるということの表示です。
これは、食品衛生法に基づく、食品の表示設定のガイドラインにより、食品の安全性や品質等を客観的な目線で的確に評価し、安全性を確保するために必ず、短めに期間を設定しておくことが必要となります。
牛肉は常温での腐敗が早く、一定の温度管理が必要となります。
当然ですが、精肉として加工され、パックに詰めてスーパーの店頭に並ぶまでには、精肉になる以前の状態から数日間が経過しています。食肉業者では徹底した温度管理が行われており、精肉となりパック詰めされた日から3日間程度が消費期限となります。
良くスーパーで見かける光景として消費期限が近づいている牛肉が半額で売られていることがあります。
これは、見切り販売の方法であり、決して安全性が低い商品を安く売っているのではありません。
あくまでも短めに設定されているため、購入後でも冷蔵庫で保管していれば2日程度の経過であれば加熱により安全に食べられます。
見た目で、色が黒ずんだものや異臭のする状態では細菌の繁殖が肉そのものを腐敗させている可能性がありますので食中毒の原因ともなりますので処分した方が良いです。