絆創膏の消費期限と保存方法

絆創膏の消費期限と保存方法

絆創膏の消費期限と保存方法

 

絆創膏には消費期限があります。厳密にいうと品質保持期限といいます。品質保持期限とはその名の通り品質を保持している期限です。これをすぎると粘着力が弱まったり、ガーゼ部分に塗布してある滅菌作用の効果が薄まることがあります。

 

 

絆創膏の貯蔵、保管上の注意は直射日光を避け、涼しいところに保管することです。直射日光や湿気の多い場所は絆創膏自体の粘着力を弱め、かえって傷口を悪化させてしまう可能性もあります。粘着力が足りないものは剥がれやすくなり、粘着力が強くべたべたしてしまっているものは簡単には剥がれず、治りかけの新しい皮膚まで一緒に剥がしてしまうおそれもあります。

 

 

また、絆創膏が入っている 保管のための紙袋は時間が経過するとパリパリの状態になり、密閉ができない状態になってしまいます。そうなると、絆創膏自体に菌が付着しやすい状態になり、手当には向かないものになります。

 

 

また子供の手に届かない場所に保管することです。手軽な傷の手当のイメージがありますが、雑菌の多い手でガーゼ部分に触れてしまうと、かえって傷を悪化させてしまうこともあります。大人の目に届く場所に保管し、子供が使用する時は監修のもと、正しく使用するように指導することです。